dracomの筒井潤さん、伊藤拓也さんと、3年以上の俳優経験者とともに戯曲のない作品を
4ヶ月間かけて作るという企画ZOMBIE4months creationの公演がいよいよ明日から
はじまります!!
戯曲からではない、演出と俳優のクリエーションからうまれる2作品は、
おそらくあまり大阪の小劇場では見られないような作品になっていると思います。
C.T.T.大阪事務局主催公演 ZOMBIE -4months creation
・作品1
人となり
構成・演出 伊藤拓也
出演 出村弘美
伊藤拓也の世界初演/新作 — ひとは生きながら何かを選び何かを捨て続ける。それは俳優も同じこと。俳優という選択をした時、俳優は何を捨てたのか。もしかしたら、何かを捨てずに隠し持っていることもあるのでしょうか。この仮説を出発点に、一人の俳優の存在を内から外から照らし出します。演じることと生きることを等価に扱い、ひと一人の大きさと小ささの中に、ささやかな劇があらわれる。ドキュメントと夢が混じった、代え難いひとり舞台 — ひとはとるに足らない小ささだけど、まわりにひとがくっついて、めんどうな大きさになった。
・作品2
Action and Presentation
演出・構成・テキスト 筒井潤 (dracom)
出演・構成・テキスト
荒川諒也 浦長瀬舞 鎌田菜都実
楠 海緒 佐々木峻一 シンドウミチル
杉本奈月 藤田和広 前田愛美
タイトルは『Action and Presentation』。私たちが日々の営みの中で意識的に、あるいは無意識的に行っている表現(=演技)を、日夜演技力の向上に励む若い俳優たちがユーモアを交えながら解析していくという試み。演出家の筒井潤にとっても過去に無かったタイプの演劇作品となる。この上演を通して、掴みどころのない俳優という仕事と、私たちの日常生活の不確かさ、さらには現代社会が抱える複雑な諸問題がほんの少しだけ整理されて、今までよりかは見やすくなればという希望を持って挑む。現時点での参考文献は『行為と演技』(E・ゴッフマン)、『限界芸術論』(鶴見俊輔)。追加次第ネット上で公開予定。
C.T.T.大阪事務局主催
大阪市助成公演
日時
2016月3日19(土) 19:30-, 20日(日) 17:00-
※受付・開場は開演の30分前予定
料金
2000円(前売/当日)
会場
大阪市立芸術創造館
電話
06-6955-1066
URL
・チケット予約
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お問い合わせ
C.T.T.大阪事務局
Tel 090-9629-9214
Mail cttosk@gmail.com
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